去年3月の阪神相互乗り入れ開始後、京都線・橿原線・天理線系統における「シリーズ21」は、京都市営地下鉄烏丸線乗り入れ用の3220系を除き、あまり見られなくなったようです。
奈良線所属(奈良線、京都線、橿原線、天理線、生駒線、田原本線)の「シリーズ21」は、3220系以外全て(5820系、9020系、9820系)、阪神乗り入れ用に機器対応が施されています(ほか、5800系全編成と1020系、1270系の一部にも阪神乗り入れ対応工事が施された)。
特に6両編成の5820系や9820系(そして5800系も)は、優先的に奈良線~阪神直通列車の運用に当てられるため、京都・橿原・天理線で姿を見かける機会は減ったようです。
しかし、京都線・橿原線系統でも、意外なことに「シリーズ21」の9020系2連×2の
普通を見かけることが時々あります。
上の写真は、今日の昼、興戸-三山木間での定点撮影、9020系2連×2、
普通大和西大寺行きです。
京都線での「シリーズ21」の4両編成普通は貴重な記録なので、思わずシャッターを切りましたが、もう少しタイミングが早ければ、右側の大きい鉄の塔に邪魔されずすっきりした構図に仕上がったでしょう。
なお、並行するJR片町線(学研都市線)では、木津まで7両編成での運行が開始、321系も木津へ乗り入れるようになりました。