今年8月末に西日本車体工業が解散するということです!
今まで西日本車体の車両を大量に購入してきた阪急バスや高槻市営バス、伊丹市営バスとかは、今後どうなることでしょうかね??
阪急バスは、最近三菱のニューエアロスター純正車が少しずつ入っているが、日野はブルーリボンIIが主流となることでしょうね。
近年西工ボディのみを購入している高槻市営バスも、もしかしたら日野ブルーリボンIIになるかもですね。
京阪バスについては、逆にそろそろ西工ボディが入ってもよさそうだと期待していたが、一般路線車は日野ブルーリボンIIが基本となりそうです(京阪系列の京阪宇治バス、京都バス、江若交通も同様)。
西日本車体工業は、ユーザー事業者のニーズに合ったバス作りで定評があっただけに、廃業は残念です。
1982~83年には、阪急バスのモノコック53MC(通称 ハンテン、シャーシは三菱・いすゞ)において、全国に先駆けて側面大型・上部逆T字窓を採用するなど、丸みのある車体ながら全国各地で同時並行で登場した四角いスケルトン車に負けない凝ったスタイルに仕上がって、関西のバス業界に大きなインパクトを与えたことでしょう(ちなみに、阪急バスは1983年にスケルトンの呉羽車体(通称 キュービック)を少しだけ購入。こちらも大型・T字窓を採用し阪急バスの特別仕様となり、角張った車体が当時の一般路線車として高級感のあるスタイルを際立たせていた。その後、2003年ごろまで阪急バスは西工ボディにほぼ一本化)。
そして、1984年には、スケルトンの58MCを採用、やはり側面大型・上部逆T字窓で、1980年代後半~90年代の基本スタイルとなりました。