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2014年 10月 17日
私にとっての小学校の遠足・社会科見学・修学旅行の楽しみ、といえば、鉄道やバスに乗ることが何よりでした。
まず、1年生の春の遠足は、ひらパー。 学校から京阪バスの貸切で直行。一般路線車(香里団地営業所所属)だったことを記憶しています。1970年代末のことなので、日野RE121あたりだったかと思います。後年になって観光タイプ(BまたはCタイプ)が使われたそうだが、私はむしろ一般路線車Aタイプのほうが面白かったですね(笑) 3年春の遠足は、嵐山。京阪で四条(現・祇園四条)まで行き、四条大橋を渡って阪急河原町駅から桂乗り換えで嵐山まで乗車。急行・梅田行きは2800系で元特急車らしく爽快な走りだったことは記憶しています(その後、7300系の登場により、2800系は7両編成化され専ら普通で活躍、1990年代半ばまでに引退)。嵐山線は旧型吊り掛け車の確か710系が面白かったです。岩田山のお猿さんを見たりしたあと、確か桂川河川敷で弁当を広げたかと思います。 秋には、宇治の遠足(京阪電車)のほか、社会科見学として貸切バスで枚方市内巡検がありました。枚方市内巡検は、穂谷の畜産団地、王仁公園(農業研究所の見学+弁当)、中小企業団地(招提田近)の工場などを回ったものと記憶しています。 4年生の春は奈良。京阪沿線からだったら丹波橋から近鉄というのが一般的だけど、どういうわけか国鉄片町線(学研都市線)経由でした。当時の片町線は長尾-木津間が非電化のローカル線で列車本数が少なかったため、いつもの登校時間よりも早く学校に集合。河内磐船駅から長尾行きのオレンジ色101系電車に揺られ、長尾で気動車(キハ35系の2両)に乗り換え。同じ「片町線」でも、全く別の路線のようであって、非電化区間は「木津線」と呼んだりしていました。気動車は並行する近鉄京都線の電車に何度も追い抜かされながら、30分余りで木津に到着。今度は京都からやってきた奈良線の普通列車に奈良まで乗車。こちらはキハ35系の4両だったと思います。木津-奈良間は正式には関西本線(大和路線)、奈良線は京都-木津間が書類上の区間(列車は全て奈良まで乗り入れるが)、つまり奈良県に乗り入れていないのに「奈良線」ということで鉄道ファンの話のネタになっています。一方、木津駅で待っている間に、関西本線の名古屋行き快速列車が2番線に到着。キハ58系でしたが、直近のダイヤ改正で急行【かすが】から格下げられたものです。 奈良到着後、徒歩で興福寺、東大寺大仏殿などを参拝したあと、奈良公園で弁当、そして休憩中に鹿さんと遊ぶ、という行程だったと思います。いずれも近鉄奈良駅のほうが近くて便利だが、少し離れている国鉄奈良駅からの徒歩は、運動するには良かったのでしょう。 帰りは、奈良から普通列車亀山行きに乗り、木津のホームで長尾行きをかなり長いこと待ちました。当時、片町線は1日何本か奈良運転所への入出庫のため、奈良駅まで直通していましたが(今も早朝・深夜のみ奈良発着の西明石・宝塚方面への電車がある)、この時間は接続は良くなかったようです。長尾行きはキハ35系+キハ40の2両で、クロスシートのキハ40に座ってローカル線の雰囲気を味わいました。ボロボロでロングシートのキハ35に比べて、断然キハ40のほうが快適でした。ちなみにキハ35系は消滅しつつあるツートンカラーでした。 なお、奈良方面へは6年の秋にもバスで行きました。法隆寺、薬師寺もしくは唐招提寺、平城宮跡などを回ったと記憶しています。できたら鉄道利用のほうが楽しかったが、鉄道での移動の不便なところを回るため、ドアツードアの貸切バスになったものと思います。バスの通行経路は、往路はR307号で尊延寺・京田辺・祝園~R24号経由、帰りはR163号で清滝峠を越え(磐船街道は磐船神社付近の隘路のために避けたのだろうか)、四條畷・寝屋川市経由でした。 それから、4年の奈良の遠足の少し前に、社会科見学もありました。貸切バスで枚方市内巡検でしたが、今度は京阪バスのCタイプ車だったと思います。穂谷川清掃工場を見学したあと、山田池公園で弁当・休憩というところまでは記憶しているが、そのあと村野浄水場を見学したように思います。
by N-3899
| 2014-10-17 19:09
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