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2011年 12月 15日
JR東海の管轄する中央本線(中央西線)<名古屋~塩尻>のうち、中津川~塩尻間は旧・中山道の宿場町がずらっと並び、風光明媚な木曽路を味わえる区間です。山深い谷間を縫うところだけに沿線人口は少なく、特急〔しなの〕が頻繁に行き交う反面、普通列車はおおむね2時間に1本と極めて少ないです。名古屋からの普通・快速電車は大半が名古屋近郊の限界にあたる中津川までの運行(一部南木曽発着あり)です。これより先、木曽福島・塩尻・松本方面への普通列車は基本的に中津川乗り換えとなります。「青春18きっぷ」などで木曽路方面へ旅行する場合、中津川より先の普通列車の時刻に注意する必要があります。
さて、そんな中央西線ローカル区間の普通列車用の車両ですが、国鉄時代は1980年代初めごろまでは80系電車が使われていたようです。また、1980年4月の時刻表を見ると、1往復だけ客車列車<中津川~長野>も運行されていました。 中央西線木曽路ローカル用の電車は、1980年ごろ、115系に変わりました。実は、国鉄末期からJRへの移行時期の中央西線ローカル用車両の配転について興味があります。 国鉄時代、中央西線は名古屋鉄道管理局と長野鉄道管理局が管轄、両局の境界は坂下~田立間、すなわち岐阜県と長野県との県境に置かれていました。中央西線ローカル用の115系は当初松本運転所(長モト)が担当していましたが、JR発足後は名古屋~塩尻間がJR東海の管轄、塩尻より先はJR東日本の管轄となるため、国鉄最後の1986年11月ダイヤ改正で中央西線用115系は松本から神領電車区(名シン)に移管されました。 神領に転属となった115系は、編成番号S1~S7(3両編成)で後期タイプの新しいものだったと思いますが、鉄道車両の冷房化が当たり前となりつつある時代にあって、冷涼な気候の信州で活躍することが前提だったのか、冷房は未設置というものだったようです。 JR発足翌年の1988年3月ダイヤ改正では、JR東海担当便は115系から165系に置き換えられ、JR東日本松本区担当分(2往復)も169系に変わりました。その後、JR東海の165系はオリジナルの国鉄急行色を保ったのに対し、JR東日本(長野支社)所属の169系は信州ご当地カラーに二回衣替えしました。中央西線から捻出された神領区115系は静岡運転所へ転属となり、飯田線・身延線・御殿場線などで活躍、その後JR東海独特仕様の冷房化工事も実施されましたが、結局2007年ごろまでに全廃されてしまいました。 その後、1990年代後半になって、急行〔富士川〕〔東海〕廃止(→373系に置き換えて特急に格上げ)を筆頭に、老朽化の目立つ165系が相次いで引退する中、中央西線の165・169系にもいよいよ引退へのカウントダウンが迫ります。1998年には松本・長野地区から169系が引退し、中央西線のJR東日本担当分は再び115系に取り替えられました。JR東海担当分のほうは、国鉄急行色を保ったまま翌年1999年夏まで最後の活躍を続け、鉄道ファンの注目スポットと化しました。 ちょうど同じ頃、宮原区の165・167系が使われていた大阪発着の臨時急行〔ちくま〕〔くろよん〕4連×2本が日根野区の165系3連×2本での運用に変わり、定期列車の木曽路ローカル165系と並ぶシーンは貴重な記録と言えるでしょう。さらに日根野の165系は、国鉄末期の1986年ダイヤ改正まで松本に配属され、中央東線の急行〔アルプス〕で活躍していたので、信州への里帰りをなしたことになります。普段は紀州路のローカル列車で活躍している日根野の165系にとって、生まれ故郷への花形運用の任に就くとは、願ってもいなかったでしょう。 もし、仮に名古屋近郊、および中央西線がJR西日本の管内だったらどうだろうか、と思うことがあります。 中央西線ローカル用の115系は、やはり関西本線名古屋口で活躍していた165系に置き換えられるものとは想像できるが、問題は115系の行方です。おそらく、岡山への転属の可能性が高く、JR西日本独自の分散型クーラーを取り付けて、赤穂線・宇野線・伯備線・山陰本線(伯耆大山~西出雲)などで活躍を続けることでしょう。ただ、JR発足後に冷房化工事を受けた国鉄型の電車、特に103・113・115系は冷房の効き目があまり良くなかったのか、早く廃車されたようなので、中央西線で使っていた115系は早めに廃車されることも考えられそうです。 他の転属先候補としては、福知山電車区に移って福知山線の本数増発分および老朽化の著しい113系800番台の取り替え、または七尾線電化対応として415系に改造、などが考えられそうです。あるいは網干へ転じて110km/h改造を施し、113系と共通でJR京都・神戸線の快速電車に使われたりするかもしれません。 ◎関連記事 関西本線を走った165系
by N-3899
| 2011-12-15 23:05
| 国鉄時代懐古
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