バス路線の系統番号は、「[1]系統」、「[3]系統」というように
番号+「系統」
と案内されるバス事業者が多いようです。
筆者の身近な例として、京都市バス、京都バス、京阪宇治バス(および前身の京阪宇治交通)、大阪市営バス、阪急バスなどが挙げられます。
しかし、京阪バスおよび京阪シティバスにおいては、
番号+「号経路」
と、独特の呼び方で案内されています。
当ブログでは、京阪バス・シティバスの路線系統について、「号経路」との呼び方をしてきました。旧・京阪宇治交通の男山・京田辺営業所管内の路線についても、京阪宇治交通時代に廃止済みの路線系統も含めて、原則的に「号経路」と表記しています。
[78D]号経路〔京阪八幡~男山車庫~松井山手駅〕
[15]号経路〔樟葉駅~岩田南〕
[18]号経路〔樟葉駅~八幡南高校~新田辺〕
などが該当します。ただし、山城大橋以東宇治田原方面へまたがる路線については、現在の京阪宇治バスと同様に「@@系統」との表記としていました(例:[70]〔京阪八幡~新田辺~国立病院〕)。
ただ、今後、混乱を避けるためにも、当ブログでは京阪バスの路線系統についても、特に断らない限り
番号+「系統」
と表記することにしたいと思います。
ちなみに、同じ路線系統であっても往路と復路では番号が異なるバス事業者もあります。例えば、高槻市営バスでは終着駅で系統番号を付与する法則とし、
「JR高槻駅南行き」→[1]
「JR高槻駅北行き」→[11]
「阪急高槻駅行き」→[3]
「JR富田行き」→[5]
「北大塚行き」→[15]
「下田部団地行き」→[18]
「上の口行き」→[54]
「日吉台行き」→[65]
「関西大学行き」→[70]
などとなっています。慣れない人には混乱するかもしれません。