2005年に国鉄急行色に復元されたJR四国の
キハ58 293+キハ65 34(2008年に廃車)。
ここ数年の間、各地で記念イベントなどに絡めて国鉄時代に製造された車両に当時のカラー復元が施され、鉄道ファンの注目を浴びています。
中でも、JR四国のキハ58+65は、運転台・扉・扉袋の窓枠のHゴムも灰色に取り替えるなど、細部までのこだわりが見られます(これだけでもかなり印象がちがうように見えますね)。
ただ、サボの代わりに方向幕が「阿波池田」と行き先表示になっているところは、ちょっと・・・
(国鉄時代に気動車で普通列車でも方向幕が積極的に使われたところといえば、天王寺・千葉鉄道管理局ぐらいでしょうか)
さすがにJR四国独自のシートモケットおよびセミクロスシート化改造が施されている車内まで、国鉄時代の内装に戻すのは無理でしょう(「タイムふろしき」を使えばすぐにできるでしょうけど)(笑)
この四国のキハ58+65は、四国島内はもとより、瀬戸大橋を渡って因美線の「みまさかスローライフ号」に使われることもありました。
津山・因美線におけるキハ65は、急行〔砂丘〕・〔つやま〕以来のことでしょう。