もし本州がJR2社なら(1)
もし本州がJR2社なら(2)
ドル箱路線の東海道新幹線全区間をJR西日本が管轄するとなれば、現在のJR東海在来線のように、ローカル線にも特急列車の設定、快適な新型車両を入れたり、列車本数の削減を最小限にするなど、もう少し前向きな施策が取られるのでは、と筆者は期待しています。
赤字ローカル線を大量に抱えて経営条件が厳しいのはわかるが、少なくとも、「第2土曜の昼間運休」といったようなことはやめてもらいたいものです。
例えば、紀勢本線紀伊田辺-新宮間の普通列車は、165系の置き換えとして105系を転用しましたが、105系自体も103系から改造されたもので老朽化が進んでいるので、観光路線でロングシートというのはサービスダウンの感が否めません。
そこのあたりを、福知山地区で活躍中の223系5500番台のような車両、あるいは飯田線から119系を転用するなどの配慮は欲しいところです(ちなみに現在紀勢本線で活躍中の105系は福塩線からの転用の3ドア。塗装デザインはデビュー当時の飯田線119系に近い感じで、ロングシートを別とすれば119系と同じ姿です!)。
223系5500番台タイプの車両は、中央西線中津川~塩尻~松本間の普通列車などにも向いているでしょう。