枚方尊延寺線の旧・[12]号経路では、1992年まで枚方市駅~新田辺の長距離路線も含まれていました。
運行経路は、
枚方市駅南口-国道池之宮-四辻-津田-(津田駅)-津田-杉-穂谷口-穂谷-穂谷口-天王-馬廻-茂ヶ谷-田辺本町-新田辺
1日数往復の運行で、途中穂谷・天王を経由、さらに津田駅に立ち寄る便もありました。
枚方市駅から新田辺まで一度全区間乗り通してみたかったですが、残念ながら1992年4月改正に廃止されました。
同改正で、新田辺発着系統は穂谷までに短縮されました。
枚方市駅~新田辺系統は、1960年代、同じ京阪バス枚方営業所担当だった
八幡田辺線(京阪八幡~新田辺方面)との共通運用もあったそうです。
八幡田辺線は、のちに京阪宇治交通に譲渡され、2006年の吸収合併後は京阪バス京田辺・男山営業所の担当として運行されています。
運用車両は大型車のみ、枚方尊延寺線ということで三菱車での運用が多かったです。
運賃は尊延寺以東は対キロ区間となるため、整理券番号8~9あたりまで発行されていたと思います。
もし、この系統が現在も運行されているなら、枚方営業所所属の24コマ運賃表の半分弱を使うことになるはずで、同営業所所属の車両全てに24コマ運賃表が備え付けられているかもしれません。
現在、枚方尊延寺線の最長系統は枚方市駅南口~天王([78]号経路)が1日数本運行されています。
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